いわゆるIT企業の新人をやっていますが、一部の職種を除き、基本的にはスキルは二の次とする採用がなされているため、いま新人の中で割と日常的に「基本的なショートカットキーを覚える」取り組みが行われています。
そんな中で一応教える方が多い立場をやってみて、「どれから覚えるのがベストかな」と自分でも思ったので、そのまとめがてら書いてみます。
題して、PC初心者「これだけは」ショートカットキー7。Windowsユーザー向けです。
目次
そもそもショートカットキーって?
現代のPC操作は、文字を打つ作業以外はおおよそ全てマウスでぽちぽちするだけで行えます(厳密にはマウスで文字を打つのも不可能ではないですが)。
しかしマウスでの操作は、1つ1つ操作を行うために、該当する操作のボタンやメニューまで移動してぽちっとクリックする必要があり、これって積み重なると意外とタイムロスに繋がるんですよね。
そこでショートカットキー。キーボードで予め定められたキーを入力することで、特定の操作をマウスなしで行えるようになります。
もちろんアプリケーション毎に独自の操作が存在するため、独自のショートカットキーも別途存在するのが普通ですが、ここでは文字入力の際の操作を中心に、基本的にはどんなアプリケーションでも使えるショートカットキーに絞ってまとめます。
1. Ctrl+Z 「操作を戻す(取り消す)」
マウスでの操作だと、左向きの矢印(←)ボタンで表されていることが多いやつ。
直近で入力した文字を消す、逆に消してしまった文を復元する、また文字入力以外に消してしまったファイルを元に戻すなど、「戻す」「取り消す」操作はおおよそこのキーで行えます。
「あ、間違った!」と思ったら、反射的にこのショートカットキーを押せるようになると幸せです。
2. Ctrl+C 「コピー」
「Copy(コピー)のCtrl(操作)をする」と覚えると良さそう。
選択した文字やファイルなどをコピーするためのショートカットキーです。
3. Ctrl+X 「切り取り(カット)」
選択した文字やファイルなどを切り取るためのショートカットキー。
4. Ctrl+V 「貼り付け(ペースト)」
選択した文字やファイルなどを貼り付けするためのショートカットキー。
ここまでの4つは、全てキーボード左下部分だけで入力できます。まずはこの4つから。
5. Ctrl+S 「(上書き)保存」
「Save(セーブ)のCtrl(操作)をする」が覚えやすい。
「せっかく途中まで進めたのに、フリーズして全部消えた!」は本当に地獄なので、何か作業を始めて、ある程度まで作ったらまずはこのショートカットキーでファイルを新規保存。
さらに進める際もこまめにこのキーで上書き保存しながら行うようにする癖をつけると良いです。
6. Ctrl+A 「すべて選択」
All(すべて)のAです。
入力した文字をすべて削除したり、コピー、貼り付けたりと、意外と使う。
7. Alt+Tab 「アクティブウィンドウ切り替え」
簡単に言うと、最前面に表示し、操作対象とするアプリを切り替えるキー。
多数のアプリケーションをあっちこっちしながら作業を進める際に、これを覚えておくととてつもなく速度上がります。
一応なんとなく「覚えるべき順」と「覚えやすさ順」を足して2で割ったような形にしてみたので、そのあたりもよければ参考にどうぞ。