音楽に関わる仕事をしたい理由

先日、こんな記事を読みました。


音楽など、エンターテインメントを専門にマーケティングを担うレーベル「Modern Age」のトップ 高野修平さんのインタビュー記事。

ツイートの通り、記事の本編も大変面白かったのですが、個人的に響いた内容がもう1つありました。

それは締めの部分で語られる、なぜ高野さんが音楽マーケティングに精を出すのかという話。

僕は音楽に恩返しがしたいから、ミュージシャン側にとってブランディングやバズを作ることも当然やるけど、それプラス、お金を動かす、お金を循環させるということができるともっといいなと思っていて。

(中略)

僕は社会人1年目の頃、鬱になって、「もう無理かもな」と思ったことがあって……家のドアを開けられないことがありました。でも、なんとかドアを開けられたのは、音楽のおかげだったんです。音楽を聴くことで僕はなんとか僕であれた。そういう意味でも僕は音楽で救われた人間だから、恩返しがしたいんです。

実はこれ、ご本人から直接伺ったことがあって、当時めちゃめちゃ感動した話でした。この記事を読んで、しばらくぶりに思い出しました。


自分も音楽に関われる、特にサポートできる仕事をしたいなとは、ずっと思っていて。


ただ、少し前までは「なぜそう思うのか」が、自分でもよく分からない状態でした。

確かに昔から楽器をやってきて、音楽を好きでいて、というのはあったのですが、それだけでは「なぜアーティストのような作る側でもなく、単なるリスナーのような消費側でもなく、サポートするなんて絶妙な位置に立ちたいのか」は説明し切れなかったのです。

それが、高野さんのお話を伺ったときに、自分の中で腑に落ちたんですよね。

音楽で救われた人間だから、恩返しがしたい

ああ、形は違えど、自分もそうかもなあと。

ヘコんだときのチカラになってくれた曲、その生き様で鼓舞してくれたアーティスト、自分といろいろな人を結びつけてくれた楽器経験…考え出せば、音楽で救われた瞬間はいくらでも思い出されます。

そして、そんな音楽で救われる瞬間が、1つでも多くこの世の中に生まれてほしい。音楽がそう在れるための恩返しをしたい。

だからこそ自分は、ただ消費する以上に、音楽をサポートできる何かをしたいのではないか——。

そんな形で、ようやく「音楽に関わる仕事をしたい」と思う理由が、自分の中で腑に落ちたのでした。


ただ、思うところあって、音楽ど真ん中でサポートしたいとは最初から考えていなかったので、4月から音楽とは全く無関係の仕事を始めて、今に至ります。

その仕事にもちょっと慣れてきて、最近は改めてそういう音楽の仕事も別でしたいなという気持ちが募る今日この頃です。ぼちぼちどうするか、改めて考えてみようかな。

よっしー

1995年大阪生まれ 音楽とインターネット育ち。

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