「最近の流行りもの」への感度の低さを「年齢」のせいにしない

こんな記事を読みました。


記事タイトルが表す通り、テレビ東京「ゴッドタン」の40代プロデューサーが、どうしてテレビ離れが指摘されて久しい若者を魅了し続ける企画を連発できているのか、という話です。

この記事中で一貫して取り上げられている習慣が、「鬼のように日々新しいものをインプットしている」というもの。

――12年間ずっと、若い人に支持されているという印象です。どうしてそんなことができるんですか。

発想が古くならないように、常に新しい文化を吸収するようにしています。この仕事は忙しくて、意識しないと学生時代に好きだったものだけで番組を作ってしまうんです。

(中略)

昨日も映画の試写2本と、深夜に映画を1本見に行きました。僕、Googleカレンダーに2ヶ月先ぐらいまで「テレビを見る時間」とか入れてるんです。本を読むのは「B」って書いて予定を抑えたり、映画の公開時期も全部調べて予定に入れてます。予定がかぶると、調整くんみたいなやつでふるいにかけて、いける日を決めて(笑)。

そこまで管理してでも、インプットを続けたいんです。ドラマも1週目は全部撮って、土日に全部まとめて見ます。本当に苦行で、朝までかかったりするんですけど(笑)。移動中はネットドラマを見ています。

「若者が最も面白くて、時代を作っていく」理由

「いつだって若者が時代を作っていく」「若者が面白いと言っているものは、後々ヒット間違いなし」といった言葉は、よく耳にします。

今まではただ「そういうものなんだ」と受け止めていましたが、この理由が今回、何となく分かった気がしました。

「若いから面白いし、面白いものが分かる」というよりは、「若いとインプットの時間がとにかく取れて、だから面白いものが分かる」ということなのかもなと。


以前にも述べたように、社会人になると、次第に明確なアウトプットが求められるようになります。

学生は、基本的には消費を繰り返す日々を送るもの。それは周りからも求められているんですよね。学生の本分 ”学ぶ” というのは、インプット・消費から始まるものなので。

一方、社会人は打って変わって生産を求められる立場になります。生産した対価として、お金をもらうわけなので。

引用:社会人生活を楽しくしたいなら、学生時代に「生産する面白さ」を見つけよう

そうなると、それこそ「ゴッドタン」プロデューサーのように、意識的にインプットする時間を設けないと、どんどんインプットする時間が失われていきます。そして、世の中に日々生まれ続けている「面白いもの」に対するアンテナが死んでいく——。

恐ろしくも、ただこれだけなのだと思います。

「年齢」のせいにしない、重要なのは「インプットをし続ける覚悟があるか」

逆に言えば、「最近の流行りものは自分には分からないわ、もう歳だし」という言い方はできないんだなと。

正確に言うなら、こうでしょうか。

「最近の流行りものは自分には分からないわ、インプットさぼってるし」

こんな情けないことを言わずに済むよう、アウトプットだけでなく、インプットも大事にしていきたいと思いました。

よっしー
1995年大阪生まれ 音楽とインターネット育ち。 詳しくはこちら。