バンドでツイキャス――やって&見て分かった有効そうな活用法

バンド活動で結構ツイキャスを使ってきたり、他のバンドの配信を見たりしてきたのですが、そういった点から見えてきたバンドでのツイキャスの使いどころ、逆にあまり使えないところをまとめ、効果的な活用方法を考えていきたいと思います

スタジオライブの配信→◯

結果から言ってしまうと、ライブハウスでのライブの配信より有効でした

バンドで行ったスタジオライブ配信は、構成としては30分で3曲演奏。それ以外はトークです。これ、ライブハウスのライブだと「しゃべってばっかり要らんからもっと演奏してくれ~」と不満が飛んできそうです。

しかし、ツイキャスとは逆に合うんですよね。ライブハウスでのライブは、どうしても基本はアーティスト側からお客さん側への一方通行なコミュニケーションになるのですが、ツイキャスはコメント機能があることで、客席からアーティスト側へのコミュニケーションが明確に成立します

これって演る側からしても結構面白いですし、見る側からすれば好きなアーティストであるほど嬉しいことだと思います。

うちのバンドでは、よくライブに来てくれている人はもちろん、遠方に住んでいてなかなか来れない人、さらには初見さんまで(そこから次の週リピーターとなってくれた方もいました)、たくさんの方から視聴・コメントしていただけました。

ただ「◎」にしなかったのは、結局実際のライブの集客に繋がったのかが分からなかったから。数字ではっきり取れるようにしなかったのはまずかったのですが、少なくとも実感としてはあまりありませんでした。

でも遠方の方にアプローチ出来た点は後々芽を出すかもしれませんし、またやってほしいという声もあったので、無駄ではなかったと思います。

ただ1ヶ月短期集中よりは、月1くらいで長い目で行う方が良い気もしました。準備も含めて結構手間もかかるので。

ライブハウスでのライブ配信→△

直接(会場で)見る分には、スタジオライブより本格的な音響もあれば照明もある。良いこと尽くしに思われるのですが、ツイキャスでの盛り上がりはスタジオライブには敵わず

その理由は、ツイキャスは画質・音質がお世辞にも良くないので、ライブハウスでのライブの良さがツイキャスでは反映されないから。

音質に関しては結局スタジオライブとほぼ変わらない状態まで劣化しますし、映像は照明が強すぎるのかピンぼけしやすくなり、下手するとスタジオライブの映像より見にくいような結果に。

また当然、スタジオライブのメリットである双方向のコミュニケーションが成立しません

百害あって一利なしとは言わないですが、単純にツイキャスとの相性は良くないかなあと思いました。この場合は本格的な機材を準備して、Ustream等で配信した方が良いかもしれません。そのほうが後々YouTube等にも残せるような画質で撮れると思いますし。

トークなどライブ以外の配信→?

これに関してはうちはまだやったことがないので視聴側としての話になるのですが。TWIMYというバンドがいます。彼らがどういうバンドかはここでは詳しくは説明しませんが、当初はTwitterやYouTubeだけで活動、女子中学生バンドを装っていたが云々という道を歩んできたという、癖のあるバンドなのは間違いないです。

で、そんな彼らですが、スタジオライブやライブハウスでのツイキャス配信も行っている他、上記のようなトーク配信まで行っています。これなんてほとんど喧嘩に近いバンド会議の配信です。

しかしこれが不思議なことに、「そんな現実なんて、裏側なんて見せないでくれ」とはならないんですよね。通常ブラックボックス化されている部分が見えるというのは面白いし、そこに参加して意見できるというのは貴重な体験です。

ただ演奏配信と違って会話力が要るのは間違いないでしょうし、もしかしたらある程度配信直後に人が集まるくらいまでなっておかないと、配信側・視聴側ともに楽しい時間にするのは難しいかもしれません。これに関しては詳しくは僕も未体験なので何とも言えません。

まとめ

最近は昔と違い、アーティストとリスナーが同じ高さに立ってコミュニケーションを取るのが音楽活動を続けていく上で重要となってきていますが(崇めるというより応援したいというのが強いですよね)それを実現する強力なツールがツイキャスだと思います。

今回は僕のバンドでの体験などから強引にまとめましたが、有効な使い方はバンドやアーティストによって様々だと思います。作曲中の配信、弾き語り(リクエストにすぐ答えれられればベターかも)、ライブ後の打ち上げ、レコーディング・ミックス等の解説・質疑応答などなど。

可能性はいろいろとあると思いますので、参考にして、思いついたものはトライしてみてはどうでしょうか。

 

よっしー
1995年大阪生まれ 音楽とインターネット育ち。 詳しくはこちら。