「バンドをすることは”チームワーク”の1つ」と考えるともっと面白くなる


ここ3ヶ月ほど、大学の音楽サークルで修行のような数のコピーバンドをやっていました。平均するとスタジオに入らない日が1日もなかったのでは…。

たかがコピーバンド、されどコピーバンドといいますか、結構ここから学べることは多くて、その1つが「バンド活動はチームワークの1つと考えると、もっと面白く深いものになる」ということでした。

※あくまでコピーバンドをここしばらくやってきたことが、今回の話のベースになりますが、一応少しはいわゆる「音楽活動」もやっていた身なので、そのあたりにも通じる話になるよう書こうと思います。

バンドは「ライブの成功」など、一定の目標のもとに結成されている

「何となくお互い好きな音楽だったから」「共通した音楽性があったから」という一見ふんわりとした理由で結成したバンドであっても、大体は「ライブで気持ちよくやりたいよね」など、目標はある程度定められているものです。

それだけで、つまり何はともあれ”目標”を持っているのだから、バンドは立派なチームと呼べるでしょう。

チームとは、ある目標に向かって集まった組織体のことを指しています。

チームワークとは、目標を達成するために、チームメンバーで役割を分担して協働することです。

そして、いわゆる「音楽活動」としてバンドをやっている方はもちろんのこと、ただ趣味としてバンドをやっている方も、僕はこれを積極的に意識すべきだと思うのです。

何故か。

「バンド活動はチームワーク」と認識すると、あらゆるチームワークのコツ、マネジメントの技術が応用できるようになる

バンドをやったことのある方なら、誰でも例えば、「メンバー間のモチベーションの違い」という問題には出くわしたことがあるのではないでしょうか。いわゆる音楽活動としてやっている場合でも、単なる趣味でも。

特にリーダー的存在を担ったことがある方なら、そういったところから発生する争いや空気の悪さにも、頭を悩ませた覚えがあるのではないでしょうか。

これらの問題の根本には、確かに「音楽性の違い」といったものが存在していることも、もちろんあるでしょう。しかし、きっとそればかりではないのに、そういった問題にまとめてしまったことも、もしかしたらあるのではないでしょうか。

 

何が言いたいか。ここで、先ほどの引用を繰り返してみます。

チームとは、ある目標に向かって集まった組織体のことを指しています。

チームワークとは、目標を達成するために、チームメンバーで役割を分担して協働することです。

どうでしょう。バンドをこのような「チーム」として認識した上で、先ほどのような問題を見てみると、”上手くチームワークを回す能力があれば、ある程度改善に持っていける可能性”が見えてきませんか

目標が食い違っている・共有できていないから、メンバーで役割を分担できていないから…そういった理由で今バンドが上手く動いていないのでは…と。

 

このように1つのチームとしてバンドを認識し、発生している問題もチームワークに起因するものだと捉え直すと、解決策としても当然、「チームワーク」や「マネジメント」と呼ばれる分野での知識が役立ってきます

 

例えば再度、前述のものと同じページから引用させていただきますと…。

チームワークを発揮するために必要なものが5つあります。

「なんとなく空気が悪い」「モチベーションが合っていない気がする」という曖昧な状況も、このようなものを参考にして切り分けてみると、今なにがマズいのか、かなり明確に分かりそうですよね。

一部繰り返しになりますが、「明確な目標が共有できていないのかも」とか、「役割分担が曖昧すぎるのかも」、「全員それぞれが積極的に参加しているわけではなく、一部に偏っているのかも」、「情報共有が足りていないのでは」、「何となく議論するだけして、結論出せていないのでは」…という形で。

本屋さんをふらっとしていても、特に「マネジメント」なんて言葉は、タイトルとしてよく目にします。そう考えると、いくらでもバンド活動に応用できそうなものが、あちらこちらに増えるのではないでしょうか。

「世の中のバンドマンはもっとITを勉強しろ」「プロモーションが雑かよ」みたいな話は、もう結構しばらく聞いてきたような気がするのですが、意外とこの「チームワーク」「マネジメント」という観点での話は聞いたことがない気がします。

個人的には、「これほどまでにこういったチームワーク・マネジメントというものが要求される世界も珍しいのでは」と思っているので、もうちょっと注目されればいろいろと皆上手くいって良いんじゃないかなあ、なんて思います。


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