考え無しにガラガラのデカい会場でライブを重ねるバンド諸君、君たちはきっと一生売れない。

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よっしー(@yosshimusic)です。なんだかすごい煽った感じのタイトルになってしまった気が。

僕がバンドをやってライブもしていた頃、ライブのお誘いを頂いた時に個人的に1番に考えていたのが、「このイベント、そして会場は自分たちの背丈に合ったものなのか」ということでした。

この思考って結構大事だと思うのですが、「本気でバンドやってます!」と言う人達ですらあまり考えず、「誘われたイベントは予定さえ合えば適当に出る」、あるいは「デカいところでやる方が見栄え良いだろうから、多少お金など無理してでもそういうところばかり出る」、といったことをするバンドが結構多いのかなという印象があります。

というわけで今日は、僕が「考え無しにガラガラのデカい会場でライブをすることは基本的には無意味」と考える理由を挙げてみます。

あなたたちの大事なファンは、ガラガラの会場であなた達を見ることを望んでいるでしょうか?

No! ほとんどの場合、お客さんいっぱいの会場で演奏するあなたたちを誰よりも望んでいることでしょう(「有名になったらそれはそれで寂しい」みたいなのはあるかもですけど)。

もちろんそれが大きな会場であればあるほど良いのでしょうが、まずは小さな会場で夢のような光景を見せることが出来れば、それは”アーティスト”としての大事な第一歩ではないでしょうか。
 

小さな会場でも「満員になったという事実」はデカくないですか?誇れませんか?

イベント後に出演者、お客さん含めて皆で集合写真を笑顔でパシャり。よくありますよね。そして「楽しかったー!ありがとうー!!」とツイートするわけです。

 

あなたがもし好きなバンドのライブに行けなかった、気になるイベントに行けなかった、としましょう。その夜、Twitterを見るとそのようなツイートが流れてきました。

 

その写真が、デカい会場でガラガラのところで撮ったものか、小さい会場でも溢れそうなくらい賑やかな感じで撮ったものか、どちらである方が「楽しそう…行きたかった、くそー!!!」って思えてしまうでしょうか

 

またバイオグラフィーなどに「xxxx年◯月×日 初の企画ライブを開催。満員御礼。」なんて書けたら結構かっこよくないですか?誇れませんか?

 

デカい会場でやることの自己満足に終始していませんか?

「俺らはそんな小さなところではやりたくねえんだよ!!!」なんてプライド捨ててください。全然かっこよくないです。前述の通り、あなたを応援してくれるファンは今それをガラガラの状態でも望んでいるのか、考えてください。

 

黒字を出せば以降の活動が円滑になりやすいのは自明ですよね?

小さな会場でのライブは基本的に出費も小さい、上手くいけば少額でも黒字になりやすいはずです。グッズの販売などもあればさらに黒字になりやすいはずです。

 

そうすればレコーディングやPV(MV)制作などなどにお金を回しやすくなりますよね。ファンにとって、自分の出したお金があなたたちの活動を支援し、また新たな音源などを入手できるようになるというサイクルが成立することは、なかなかに痺れることだと思いますよ。
 

ただしガラガラでも”あえて”デカいところでやるのはあり

例えば、一言で片付けてしまえば実績作りになり得るものの場合。会場が有名なところだったりすれば、後々「へえ、このバンド〇〇なんかでライブやったことあるんだ、すげえなー」って見せ方が出来たりするわけです。

その辺はケースバイケース。

終わりに

とりあえずこの場合に限らず、考える癖はつけましょう。適当にライブ出たりというように、何となくで活動しない!本気でやるつもりなら、お金も時間も無駄にしたくないはずですから。

1回1回のライブを価値あるものにする。これは、どんなイベントに出るのか、どんな会場に出るのかを決めるところから始まる話なのです。

参考リンク

ライブ平均動員数50名のバンドの次のステップは?:第11回マナスタLIVE!アーカイブ(4/17) | マナスタ!

明日からライブ活動が黒字化する、3つのルール | Frekul Report