異例?バンドにおけるライブ活動休止(また逆にライブをすること)の意義を考えてみよう

 

よっしー(@yosshimusic)です。

僕がキーボードで所属するピアノロック・歌ものバンド「ZAKK BARAN」は、今週末のライブでしばらくライブ活動をお休みすることにしたのですが、この発表、結構反応がありました。ライブを活動の主軸とするのが基本となっている(アマチュア)バンド界隈ではやはり珍しいのでしょうか?

そこで今回は、なぜ僕らが「ライブ活動休止」という選択をしたのかを説明した上で、そこから逆に見えてくるライブをすることの意義とは何なのか、考えてみたいと思います。

 

PV制作やハイレベルな音源の制作にお金を投資するのが先だと思ったから

もう最近散々言われていることですが、改めて自分たちや周りの人が新しい音楽に出会う経路ってどんなものだろうって考えるとやっぱり、「今は基本ネットじゃね?YouTubeじゃね?」という答えに。

「…じゃあ今YouTubeに上げてるレベルの音源やライブ映像で、どれだけ惹きつけられるよ?あえて既にメジャーなアーティストの音楽じゃなくて、自分たちの音楽聴いてくれないか!満足してもらえる可能性は十分にあるから!って自信満々に言えるもの、今用意できてるの?

PV(最近はMVって言うんでしたっけ)がないのはもちろんなのですが、現在音源も僕の宅録なので、ベストは尽くしていますがプロに匹敵できるとは口が裂けても言えないのが正直なところです。本当にいけるところまでいくつもりなら、まずライブにお金を費やすより貯めて、1本でもハイレベルな映像作品を用意できる資金に回したほうが良いんじゃないか、ということになったのが、1つ目のライブ活動休止の理由です。

この考えに至る大きな要因となった記事から引用させていただきます。

もしあなたが車通りの多い国道沿いにラーメン屋さんを開業したら、まずは大きな看板を掲げると思います。
それは国道を通る多くのお客さんが看板を頼りに、入店を決めるからです。

だからきっとそこにお金を惜しまないはずですし、
ダサい看板や、マズそうな看板は使わないだろうし、
なにより「とりあえず始めたばっかりだから看板はそのうちでいいっか」なんてならないはずです。

ラーメン屋さんにとっての「看板」。
これに当たるアイテムがミュージシャンにもあります。
リスナーにとってこの「看板」がアーティストの第一印象を決める大きな判断基準となります。

(中略)

ミュージシャンにとっての「看板」、
それがミュージックビデオです。

引用元:【コラム】MVを作らないミュージシャンは、看板をかかげないラーメン屋である ?ミュージックビデオ制作のススメ? – Sleepyhead Jaimie Official Blog (スリーピーヘッド・ジェイミー ブログ)

看板(PV)の用意という「本来は第1歩目であるべきかもしれない」ステップを、自分たちはまだ踏めていなかったのかもしれません。

 

練習や楽曲制作に時間を投資するのが先だと思ったから

うちのバンド、演奏レベルが高いとはお世辞にも言えません。

このまま騙し騙しかっこいい音源・PV作ったとしても、ライブで引きつけられるものが出来ないとそれ以降どう考えても繋がらないだろうし、貯金している間に練習にもっと時間割こうぜ、と(金銭的支出もある程度生じますがこれは背に腹は代えられない)。

あと「これはお金出して音源作ってPV制作するに値する!」と思える楽曲が、実は既存曲の中では自分たちでは見つからないので、とにかくたくさん作ってこれだと思えるもの見つけられれば考えています。

今までは割とスローペースで思いついた時に、という感じだったんですが、最初から黄金作品作ろうとして出来たー!というのより、数打った中に偶然黄金作品が混じってた、という方が可能性ありそうな気がするので、この機会にこの考え方で挑戦してみようと思うのです。

 

逆に今ライブ活動を続ける理由が見つからなかったから

ハイレベルな音源もなければPVもない。楽曲の数もなければ、名曲!最高!と(最低限自分たちで)言える楽曲も今のところ作り出せていないし、技術力もない(セルフネガキャンしすぎかも。メンバーや今応援してくれている方、気を悪くしたらごめんなさい)。そんな中、ライブ活動をこのまま続ける利点は何だろう?

ライブ経験が積める?うーん、メンバー皆、高校生からバンドやって何だかんだライブやってるし、今も全員コピバンもあれど他にバンド組んでいるのでそっちではライブ経験するだろうし、今の演奏レベルなどに対しては、ひとまずライブの経験値は十分ではないだろうか(言い換えれば後回しでいい)、ということになりました。

 

結論

演奏レベル云々に関しては正直うちのバンドが個人的に抱えている問題だと思うので置いておくにしても、ライブバンド系のジャンルでなければ、まずはライブより音源やPVを先に作ったほうが良いこと多いのでは?と僕は今のところ思っています。ライブは興味を持ってくれている人をさらに楽しませ、引きこませる。まずはそんな存在として捉えるべきでは?

せっかく魅力的なステージをやれたとしても、看板がないことで集客が上手くいかずガラガラの客席となると、「ライブ感の楽しさ」(説明難しいのですが、ステージの質とは別の、人がたくさんいることによって初めて生じるこのライブ楽しい~となる感じ)が生じにくくなるので…。

 

終わりに

今回の決断が正解かどうかはまだ分かりません。この記事もあくまで1つの考え方のシェアのつもりでしか書いていません。でもそれが正解か否か分かるのなら皆が皆最初からその道を取ってるはずですから、たぶん分からなくて当然なんです。ですから、生意気にもこの分からなさに不安はあまり抱いておりません。

こんな風にして、みんないろんなやり方試してみて、シェアしたり話し合えたらなと思っています。その方が全員にとって利益だと思いますし、それってそもそも楽しくないですか?笑

ZAKK BARAN、あるいは僕個人がまずこのように先駆けできる部分はやっていけたらと思います。変わったこと大好きなバンドですが、中途半端な気持ちでやっているわけではありませんので、しばらく表立ってはあまり出てこないかもしれませんが、今後ともよろしくお願いします。